ONE EAR BRAND 紹介
One Ear Brandは、バンダナの持つ精神をルーツにしたファッションのコンセプトです。
一枚のシンプルなコットンの布であるバンダナには、世界中に広がる長い歴史があります。使い道は数え切れないほどあり、さまざまな文化的背景や意味を持っています。それでいて、特定のスタイルや柄のデザインに縛られることもありません。どんなものにもなれるし、どんな使い方もできる。僕らにとって、バンダナは自由なキャンバスです。
One Ear Brandでは、イラストレーターやアーティストと協力しながら、僕らが「Cultural Procreation(文化的な創造と再生)」と呼ぶものを形にしています。さまざまなアイデアや影響、イメージを混ぜ合わせ、そこから個性的で魅力のあるデザインを生み出すこと。それが、僕らなりのアパレルの世界への貢献だと考えています。すでに存在するものを別の視点から捉え、思いがけない組み合わせを試しながら、自分たちらしい新しいものを作ることに興味があります。
One Ear Brandという名前は、フィンセント・ファン・ゴッホと、彼の耳を切り落としたという有名な逸話にちなんだ、ちょっとした言葉遊びです。ゴッホの人生と作品には、芸術と愛の複雑な関係を思わせる物語がつきまとっています。自分が大切に思うもののために、ときには無茶とも思えることをしてしまう。その感覚には、どこか興味深いものがあります。
芸術を作ることにも、そうした少しばかり理屈に合わない情熱が必要なのかもしれません。僕らはこの表現方法が好きで、その愛情を自分たちの作るものに込めています。名前にはちょっとした冗談と、ある種の思いが込められています。でも同時に、自分たちのことをあまり深刻に考えすぎないための、ちょっとした戒めでもあります。
ファッションの世界がますます輪郭の曖昧なものになっていくなかで、僕らは自分たちの創造力を解き放ち、ダンスの流れに身を任せることにしました。僕らにとって、それは表現の自由であり、何かがどこに当てはまるべきかを気にしすぎず、自由にアイデアを追いかけることです。
自分を表現する方法はさまざまです。色、デザイン、柄、結び方、身につけ方。何だっていい。バンダナは、気軽に何かを試したり、自分らしさを加えたり、ただ面白い一枚の布として楽しんだりすることができるアイテムです。僕らのコレクションは、デザインも色もサイズも少しずつ変化し続けています。日々のワードローブに自然となじみながらも、どこかひと味違うものを作ることを目指しています。
自分のスタイルがシンプルでも、ワイルドでも、バンダナはファッションにちょうどいいスパイスを加えてくれます。実用的なものにもなれば、装飾にも、思い入れのあるものにも、あるいはまったく必要のないものにもなれる。僕らは、そのどれもがいいと思っています。
結局のところ、僕らがアートにインスパイアされたバンダナを作り続けているのは、この表現方法が好きだからです。その歴史が好きで、自由にものを作ることができる、その可能性が好きだからです。
僕らが作ることを楽しんでいるのと同じくらい、皆さんにも身につけることを楽しんでもらえたら嬉しいです。