セラサス

「セラサス」

石英

70×70センチ

Cerasusはラテン語でサクランボを意味します。日本には数百、いや数千もの品種があります。日本文化におけるその文化的意義は計り知れません。歌、祭り、鑑賞会…挙げればきりがありません。「桜」の美的価値は、美しさ、生と死のはかなさ、そして特に「もののあはれ」という概念、つまり周囲の自然に対して敏感で意識的であり、その美しさを鑑賞するという考え方に深く根ざしています。

桜のバンダナはありきたりな感じでしたが、今回は友人の@alessio_vitelliにイラストを描いてもらいました。彼は長年日本に住んでいて、とても興味深いアートスタイルを持っています。彼のアートスタイルは、桜のバンダナというコンセプトにとても合うと思いました。少しサイケデリックなスタイルですが、伝統的なバンダナのレイアウトになっています。シンプルなデザインの中に、芽吹く花や散りゆく花びらといった細かいディテールが際立っています。これらの感情の儚さを完璧に表現しています。クォーツピンクとココアブラウンを使用し、アートワークに自然な色合いを与えています。このバンダナはどんな人にも、そして様々なファッションスタイルにも合うと思います。楽しんでいただければ幸いです。